同窓会について

会長挨拶

写真:瑞山会会長 片山守

2024年(令和6年)7月1日
名古屋市立大学経済学部同窓会 瑞山会
会長  片山 守(11期生)

この度の総会にて4代目会長を仰せつかりました片山守です。

瑞山会は1978年設立、今では1万人を超える会員数となっています。1978年は正に私の卒業年でありますが、存在を意識し始めたのはわずか数年前。現在私は東京住いで関東支部の一員。支部イベントには本部に関わる前から参加。支部イベントコンテンツは興味深く、母校のことを思い出す良いきっかけを作ってくれました。またハイキングやボウリングなど気軽に参加できる企画もあり、「OB会のあるべき姿の実践」と思い、時間の許す限り参加しておりました。

振り返りますと、社会人となって、ワーカーホリック「24時間働けますか?」の時代を駆け抜け、その終焉が見えてきたころ、会長・副会長から現役学生対象の「OB経営講座」を担当してくれないか?と打診がありました。社会人生活も残すところ2年余り「自らの社会人生活を振り返る良いきっかけにもなる」との思いからお受けすることに。

100枚近いスライドを作成し、入社以来の「業界を取り巻く変化と自らの職歴を重ね合せ」講座に挑みました。驚いたのは200を超える講義レポートが返送されてきた時のこと。何割かの学生がとても熱心に聞いていてくれたこと、また彼らが「社会人になるための熱い思い」が込められていたこと。数十年間無関心であった母校の後輩たちが、OBである我々が卒業後どのような人生を送っているのかについて、生の情報を強く求めていると感じました。「これくらいなら母校に貢献できる」と思った瞬間でした。これを機会に瑞山会副会長を打診されお受けした次第です。

現役学生や若手卒業生は、きっといろいろなことをOBメンバーと情報交換したいのだろうと、そんな折、先日瑞山会ホームページ改定が検討されていることを知りました。また、大学サイドでも将来の社会人生活に向けた「新カリキュラム」の採用が検討されているとのこと。少し時間がかかるかもしれませんが各種ツールを活用して、現役の準会員時代から瑞山会との情報共有化を進め、若い会員の参加率を徐々に拡大できればと思っています。

このような地道な活動を通じて瑞山会会則第3条「本会は会員の親睦を図るとともに、母校の発展に寄与することを目的とする」の実現に一歩一歩近づければ、また、情報共有の仕組みの構築により、誰もが気軽に瑞山会活動に参加できる風土づくりを進め、次世代にバトンをつなげていければと考えております。

数年後大変楽しみな事案、山の畑校舎が生まれ変わります。会発足50周年も近づいています。
ますますの当会の発展を祈念いたしますとともに、瑞山会会員並びに大学の皆さんにおかれましては、ご支援ご鞭撻を賜りますようよろしくお願いを申しあげ
会長就任挨拶とさせていただきます。